■オススメマンガ

Under the Rose (1) 冬の物語    バースコミックスデラックス
Under the Rose:船戸明里
少年の孤独な復讐譚

放浪息子 (1) (Beam comix)
放浪息子:志村貴子
少女になりたい少年の話

あいらぶ日和 1 (1) (IKKI COMICS)
あいらぶ日和:アキタコウ
らぶらぶでシュールなコメディ

たかまれ!タカマル (1) (Beam comix)
たかまれ!タカマル:近藤るるる
可愛すぎて、好きなキャラが選べません
群青学舎 一巻 (ビームコミックス)
群青学舎:入江亜季
一歩外れた日常があります

■オススメエロマンガ

遠い日の欠片
遠い日の欠片:佐々原憂樹
子悪魔でイタズラなロリっ娘

Stripe Cats (別冊エースファイブコミックス)
Stripe Cats:らする
健気でえっちな女の子

Romareda TENMA COMICS LO
Romareda:スミヤ
デンマークの異文化少女

ワン ホット ミニット (TENMA COMICS LO)
ワン ホット ミニット (TENMA COMICS LO)
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ツンデレさん (TENMAコミックス)
ツンデレさん:猫玄
つっけんどんで単刀直入なツンデレさん

■アクセスランキング


■2008/07/05(土) エロマンガな禁書目録を読み解いてみた このエントリーを含むはてなブックマーク

とある作者の禁書目録:アルファルファモザイク
カトゆー家断絶から。

 普段エロマンガを読まない人に、ちょっと解説してみましょう。

Stripe Cats (別冊エースファイブコミックス)
Stripe Cats:らする


 ランクSのらする先生。僕も大好きな作家さんです。この人はとにかく、少女が可愛いのです。小悪魔な少女が大人を誘惑するってシチュエーションが多いのですが、その表情が最高です。ただ可愛いとかエロいとかではなくて、もはや芸術の域に達しています。発売から一年経ってるのに、たちばな書店では売上トップ3だったりしますからね。

おとなになるまえに (TENMA COMICS)
おとなになるまえに:関谷あさみ


 ランクAの関谷あさみ先生。AとSは趣味の差ですね。子供ではなく、大人でもない。思春期に戸惑う少女の心理描写が非常に上手い作家さんです。エロマンガというよりはエロを描くことで、より踏み込んだ心理を描写するって感じです。

ワン ホット ミニット (TENMA COMICS LO)
ワン ホット ミニット:鬼束直


 ランクBの鬼束直先生。平凡な日常をほのぼの暮らす人たちが、うっかりエッチしちゃう。みたいな空気系ぽい作家さんです。既刊2冊だとランクBかもですが、現在LOに載せてらっしゃる作品は間違いなくSランクレベルです。

アイヨク (MUJIN COMICS)
アイヨク:ぽてころ


 ランクCのぽてころ先生。分かりやすく一言で表すと、小さな女の子にとてもひどいことをするエロマンガ家です。たぶん、普通の人が想像するロリ系のエロマンガが、まさにぽてころ作品です。実用度の高さは並じゃありません。

やればできる子(TENMAコミックスLO)
やればできる子:EB110SS


 ランクDのEB110SS先生。一般的な萌え系の絵柄ではなく、なまめかしいエロスを持った少女を描き出す作家さんです。基本的にハッピーエンド専門で、不思議なくらいにあっけらかんとエッチしています。好き嫌いがはっきり表れるタイプなので、好きな人にとってはSクラスです。
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■2008/06/27(金) やってる過程を大事にするのと、シチュエーションが大事なの このエントリーを含むはてなブックマーク

 先日、エロマンガの純愛系と陵辱系の違いについて書きました。今日は陵辱系を二つに分類してみようかな、と思います。一つは、陵辱の過程を極めつくすタイプ。もう一つは、陵辱に至るまでのシチュエーションを濃密に描くタイプです。

ちっちゃいトコ・|スキ! (TENMA COMICS LO)
ちっちゃいトコ・スキ!:おおたたけし


 前者の、陵辱の過程を描くタイプの作家さんだと、おおたたけし先生がいます。このブログを何歳くらいの方が読んでいるのか分からないので、あまり、微に入り細に穿った説明はしません。分かりやすく書くと、最初の1ページと最後の1ページ以外、全て陵辱シーンなんです。

 といって、何も書かないのもあれなんで。おおたたけし先生は同人誌の頃から、徹底して尿道好きなわけです。自身の単行本に「なぜ尿道を描いたマンガが増えないのか分からない」と書かれるほどの尿道好き。全編、そこを器具によって弄り倒すのが、おおたたけし先生の真骨頂なのです。

J・R (TENMAコミックス)
J・R:あわじひめじ


 後者、陵辱のシチュエーションを描くタイプの作家さんだと、あわじひめじ先生です。ロリータマンガの最右翼的な方ですね。小学生がコンビニの帰り道に、スピード写真を撮りに行ったアイドル志望の少女が、勝気で強気な正義のヒロインも、とにかく大勢にやられまくります。

 で、そのインパクトに流されがちなんですが、実はあわじひめじ先生のエロマンガは陵辱の描写が多くありません。悪漢に少女が捕まり、プライドが粉砕される過程は描かれます。散々に嬲られ、崩壊した姿も描かれます。

 しかし、その途中にあるべき、陵辱の描写は意外に少ないのです。今調べてみた感じだと、半分くらいのページが陵辱以外に費やされてます。特に、前半の捕まる過程の描写には力が入っているように思えます。

 人間の妄想とは、シチュエーションの積み重ねだと言えます。どんな娘がどんなところで、どうなってしまうのか。そこで何が起きるのかということよりも、どんな女の子なのか。陵辱そのものよりも、そこに至るまでの過程が脳にクル場合があるんです。そこを描いてくれるのがあわじひめじ先生です。
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■2008/06/26(木) 純愛系と陵辱系なエロマンガ このエントリーを含むはてなブックマーク

 エロマンガには色々なジャンルがあります。猫耳が生えてるもの、妹キャラがヒロインのもの、ツンデレやヤンデレなもの。人間の欲望の数だけエロマンガも存在するわけなんです。それを無理矢理二種類にすると、純愛系と陵辱系に分けることができます。

柳田君と水野さん (ホットミルクコミックス 251)
柳田君と水野さん:榎本ハイツ


 純愛系というと、近年の傑作は『柳田君と水野さん』ですね。好きな男にセックスを拒否された女の子・水野さんが、地味なクラスメイト・柳田君を押し倒しちゃいます。クラスのアイドル的存在の水野さんにゾッコンしてしまった柳田君は盛りのついた牡犬のように迫り、ついにラブラブなカップルに。

 ツンデレな水野さんとヘタレな柳田君が、少しずつ仲良くなっていく過程が描かれてます。エロマンガなんで、初回で即効エッチしちゃってるわけです。にも関わらず、ちょっとずつ仲良くなる過程が描けるというのは、すごいんですよ。

独蛾(TENMA COMICS LO)
独蛾:月吉ヒロキ


 陵辱系というと、ここ最近で有名なのは『独蛾』ですかね。催眠術をかけられた中学生の女の子。昼間は四角四面な優等生の女の子です。でも、催眠術をかけられちゃうと、どこででもセックスをせがむようなエッチな女の子に早変わりなのです。

 これ、かなり、幅の広いジャンルです。陵辱系はひどいものになると、人体改造や串刺しなんてものもあります。そういったものに比べると、さすがに『独蛾』も刺激は強くありません。その代わり、個々の描写がメチャクチャ濃密に描かれてます。調教系総決算の一冊といっても過言でありません。

 ようするに、純愛系というのは、読んで字の如く。主人公とヒロインが紆余曲折はあるものの、最終的には愛し合うパターンのものです。そして、陵辱系とは「それ以外」のものです。エロマンガには「無理矢理にやられてしまって、途中で女の子が感じてくる」というパターンが半ばテンプレ化してます。事後にカップルになれば純愛、放置されたら陵辱系というのが一番分かりやすいかな、と思います。
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■2008/06/23(月) 今月のLOの表紙が良すぎるので、掌編を書いてみた このエントリーを含むはてなブックマーク

LO (エルオー) 2008年 08月号 [雑誌]
LO 2008年 08月号


 佳乃子が走ってくる。大きく口を開けて、叫んでいる。子供らしい、甲高い声が伝わる。ほとんど鳴き声に近いそれは、内容を聞き取るのも難しい。おそらく、他の誰にも分からない。長年の親子としての時間だけが、自分に佳乃子の言葉を理解させる。

「すっげー!」

 ただ、その一言だけを何度も何度も繰り返している。車で通り過ぎた瞬間から、今まで。佳乃子はその一言しか喋っていない。とにかく興奮して、走っている車を止めさせ、飛び出していった。あんなに元気な姿を見るのは、今日は初めてだ。

 行楽の最初から、佳乃子の機嫌は悪かった。いつもだったら大暴れして、断固として抵抗しただろう。ところが、今日はそれすらしなかった。とにかく黙りこくって、最低限の身振り手振りで過ごしていた。大きな瞳は細くすがめられ、唇は横一線に固まっていた。

 妻の機嫌も悪かった。こちらはいつも以上に明るく振舞っていた。傍目から見れば上機嫌な奥様に見えただろう。しかし、夫である僕には分かる。妻もまた、佳乃子同様に、佳乃子以上に腹を立てていた。これだけ機嫌の悪い妻を見たのはいつぐらいぶりだろうか。

 佳乃子は好んで、短パンにTシャツを着ている。動きやすい、というのが理由だ。一ところに留まっていることのない佳乃子にとって、動きやすさとは最重要のことなのだろう。自分が小学生だった頃もそうだった。晴れの日も雨の日も遊びまわり、雪の日には全身をずぶ濡れにして帰ったものだった。

 妻も、活発な佳乃子は嫌いではなかった。詳しく聞いたことはないが、妻もやはり活発な少女だったのではないか。十数年を共に暮らしていると、そう思うこともある。今ですら行動的で、子供のようなところのある。佳乃子は僕にも妻にも、似たのだろう。

 ただ、妻は佳乃子に可愛い服を着せたいのだった。動きやすくて可愛い服というものも、ないではない。ただ、「走れない」という理由でスカートを嫌がる佳乃子なのだ。妻の考える「可愛い」に近づけるのも、なかなか難しい。

 ここ最近は毎日のように戦っていたのだが、特に今朝はひどかった。久しぶりにまとまった休日の取れた僕のため、今日は郊外のショッピングモールに出かけることになった。子供にとっての一大イベントであるお出かけを前にして、妻は可愛い服を条件にした。

 ワンピースを着ないのなら、お出かけはなしにする。細かな話まで聞き取る気はなかったが、大まかな内容はそれだった。いつものような争いは、長引いた。何度も仲裁に入り、何の解決にもならないことを僕は知っていた。大きな女と小さな女の争いに、男の入る余地はない。

 玄関に座って待っていると、佳乃子が押し殺すように泣いているのが聞こえてきた。慌てて部屋に戻った僕は、能面のようになった妻と理不尽をかみ締めるように全身をこわばらせる佳乃子を見た。妻の買ってきたワンピースを、佳乃子が踏みつけたのだ、と後で聞いた。

 その場では、何が起きたのか、まるで何も分からなかった。出遅れた僕は、とりあえず、床に落ちたワンピースを佳乃子に着せた。既に着ていた短パンとTシャツを脱がせ、頭からワンピースを被せる。その間、佳乃子はされるがままだった。

 そこから、今の今まで、ずうっと憂鬱な一日だった。気詰まりだった。明るく振舞う妻と無言の抵抗を示す佳乃子。いつものことだと傍観していた僕は、妻にも佳乃子にも、どう相手をしていいのか、分からなかった。妻のプライドか、お出かけそのものが中止されることはなかった。

 そして、数秒前だ。胃に穴の開くようなショッピングモールの時間を過ごした帰り道。道の混む国道を避け、小さな田舎道を走っていた。ほんの数秒前まで断固として口を開くことのなかった佳乃子が、突然に叫びだした。

「すっげー!」

 興奮した佳乃子が、僕の背もたれを何度も叩く。あまりにも興奮していて、自分が何をしているのかも分からない状態らしい。嵐のように言葉を吐き出し、車内は佳乃子の言葉で埋め尽くされた。隣を見ると、妻が怒ったような、驚いたような顔をしている。おそらく、僕の顔も似たようなものだったろう。

 背中を叩かれ、叫び続ける佳乃子をなだめようと、車を止める。その瞬間、佳乃子はドアを開け、飛び出した。まるで弾丸になったように、真っ直ぐに道路を駆け抜けていく。佳乃子が山に吸い込まれていくのではないか。そう思えた。

 佳乃子は可愛いものが嫌いでない。ただ、動きやすい服を着ることと可愛い服を着ることであれば、動きやすい方がいい。それだけなのだ。動きやすそうで可愛くもあるキャミソールの話をした時、母は少しだけ嫌な顔をした。だから、それ以来、自分から可愛い服の話はしないのである。

 そんな佳乃子にとって、母の買ってきたレインコートは密かなお気に入りであった。少しだけ明るさの抑えられた赤色は、佳乃子にとって大人の色に思えた。左の下につけられた二つの花は可愛らしく、大人ぽいけど可愛い。それが佳乃子にとってのレインコートだった。

 だからこそ、可愛いものが好きだからこそ、ワンピースは気に入らなかった。母は佳乃子を男の子のようだと思っている。男の子のように元気で、運動が大好きで、赤やピンクよりも緑や青が好きな男の子だと思っているのだ。だから、青くて可愛さの抑えられたワンピースを買ってきた。

 父に、半ば強引にワンピースを着せられた時、佳乃子は上からレインコートを羽織った。密かなお気に入りであり、買ってもらってから一度も袖を通していないレインコートを着た。可愛くないものを可愛いもので隠す。ほんのささいな抵抗が、レインコートなのだった。

 もちろん、母の機嫌が時を追うごとに悪化していったのはレインコートのせいだった。母は佳乃子の気持ちを正確に理解することはできていなかった。だが、それが娘から母に対する何らかの当てつけであることははっきりと理解できた。

 車を飛び出した佳乃子のレインコートは、あっというまに濡れていった。ショッピングモールで外されたフードはそのままで、佳乃子自身をグショグショに濡らしていく。頭のてっ辺から首を伝い、腹を伝い、長靴には雨水が溜まった。

 足と長靴の水はすれ、ガポガポと音を立て、佳乃子は車に一直線に駆け戻った。ハザードのついた車の中には、複雑な表情をした父と少しだけ笑顔の母がいた。なぜ母が笑顔なのか、佳乃子には分からない。それでも、もう、今日は終わったのだと何かが告げていた。

 父と母に会おう。そして、自分が今見てきたものを教えよう。きっと、二人とも喜ぶはずだ。三人で空を見て、笑いあって、幸せになる。数日後には風邪を引くかもしれないが、そんな先のことは分からない。今はとにかく叫ぶのだ。思ったことを、感じていることを。

「すっげー!」
23:52 | トラックバック(0) | コメント(1) | エロマンガ | Page Top


■2008/06/17(火) おばかなエロコメ、エロマンガの彦麻呂 このエントリーを含むはてなブックマーク

 エロマンガにも色々あります。シリアスなもの、コメディタッチなもの。ひたすらに鬼畜なものから、甘々なラブストーリーまで。人間の欲望のバリエーションだけ、思い描ける最大の妄想がエロマンガには詰まってます。

 作品のタッチと真剣さというのは、おおむね重なっています。例えば、監禁陵辱や調教といった作品はシリアスなタッチで描かれる傾向にあります。逆に、コメディやギャグタッチのものは純愛であるなど恋愛関係のはっきりしたものが多いです。読者に受け入れられやすい形で描かれてるんですね。

 で、西安先生の『エプロンプレイ』です。これは多人数プレイが基本のコメディタッチです。うん、ひたすらに馬鹿な、エロコメです。いや、「馬鹿」というと聞こえが悪いですね。「おばか」。これです。おばかなエロコメディなんです。そのノリを一言で表すなら、エロマンガの彦麻呂。


エプロンプレイ−未亡人食堂繁盛記:西安


 例えば、コレ。定食屋の女将である雪枝さんの豊満な肉体。中華四千年の技巧を持ち、若々しい肢体を持つリンリン。中華屋の親父が二人の身体を同時進行で比べた結果が、この言葉である。なんだこれ。おまえは、一体、どこのバラエティレポーターだ。


エプロンプレイ−未亡人食堂繁盛記:西安


 こちらは旅館のシーン。「旬も極まり旨みの乗った成魚」とは母のこと、「はしりのもの特有のはねるような弾力」とは娘。つまり、旅館の女将と娘の、母娘丼を表して台詞なのです。ちなみに、「はしり」というのは、出回り始めた時期の魚のことを指します。


エプロンプレイ−未亡人食堂繁盛記:西安


 最後は、貧乳好きの心を見事に代弁する台詞。見た目は小さく「見劣りする胸」も、「後ろから揉めば〜手のひらにおさまる」とのことです。貧乳を感覚的に支持する人は結構いますけど、ここまで具体的に説明できる人っていませんよね。

 『エプロンプレイ』は全編がこんな感じのエロマンガです。もちろん、西安先生ですから、メチャクチャに色っぽい絵を描く。その美しさに加えて、『エプロンプレイ』は台詞の面白さが際立ってるんですね。まるで料理マンガのような台詞回しを使って、おばかなエロコメディです。
20:44 | トラックバック(0) | コメント(0) | エロマンガ | Page Top


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