今日はコアに行こう エロマンガ10 - 酔拳の王 だんげの方に便乗して、エロマンガを十冊紹介してみます。集計用も兼ねて、先にラインナップだけしてしまいます。
さめだ小判,BEASTIE GIRLS,ワニマガジン社 鬼束直,ワンホットミニット,茜新社 ひぢりれい,UK,茜新社 佐々原憂樹,遠い日の欠片,コアマガジン EB110SS,ハードロック,茜新社 裏次郎,ひよこのたまご,茜新社 スミヤ,ロマレダ,茜新社 猫玄,ツンデレさん,茜新社 月吉ヒロキ,夏虫,茜新社 らする,Stripe Cats,松文館

まず、一冊目は、さめだ小判先生の『BEASTIE GIRLS』です。これは、誰にでもオススメできる、超お買い得の安心商品です。まず、さめだ小判先生は、絵がキレイすぎるんですよ。イラストだけでも十分にエロい。仮に話が全くなかったとしても、それだけで色々とできちゃう。それくらいに絵の上手い方です。
では、お話は平凡で面白みがないかというと、そんなことも決してないわけで。例えば、俺は「じぇみに☆ちぇんじ」という話がすごく好きなんですね。これは双子の姉弟が、互いの格好をして、告白を断りに行くっていう話です。「はずかシーナちゃん」という作品では、調教されてる女の子が、それをネタに友達に脅迫されてしまいます。
エロマンガの単行本というのは、結構同じ傾向の話が続くものなんですよ。鬼畜だったら鬼畜、ほのぼのだったらほのぼの、と最初から最後まで変わらないんですね。でも、『BEASTIE GIRLS』の場合、最初から最後まで同じトーンの話が一つもない。一冊で二度も三度も美味しい単行本なんです。

二冊目も誰にでもオススメできる、鉄板の作品。鬼束直先生の『ワンホットミニット』です。丸みを帯びた可愛らしい絵柄で、愛し合う二人がラブラブにえっちするのです。鬼畜や輪姦などの作品は、人によって楽しめたり楽しめなかったりします。その点、鬼束直先生の作品は和姦ばかりなんで、安心です。特に、ロリ好きな人にはオススメですね。
特に好きなのが、単行本を開いてすぐの「愛だけじゃ生きていけないの」というお話です。秋物新作ファッションのために、お兄ちゃんに体を触らせる知花ちゃん。計画通りお金を手に入れるはずだったのに、暴走したお兄ちゃんに押し倒されてしまいます。
これ、うっかりすると、悲惨な感じなんですけど、鬼束直先生が描くとそこはかとないラブラブ感が漂うんですよね。鬼束直先生の作品は、強烈にラブラブってことはないんですけど、全体的にどの作品も生ぬるい感じがあるんです。ぬるま湯の心地よさみたいな安心感があって、誰でも楽しく読めると思います。

三冊目は、ひぢりれい先生の『UK-UNMORAL KIDs』です。商業誌では石川マサキという名前でお仕事をされてる方で、かなり描き込まれるタイプの絵柄です。人物の描写が肉感的で、なおかつファンタジーを失っていないところが素敵です。ただ、やや救われないストーリーが多いので、和姦好きの人にはきついかもしれないです。
表題作の「UK」はハーマイオニーにそっくりの女の子が主人公です。前編では気弱で眼鏡な美少年を散々に責めまくって、セルフフェラまでさせちゃいます。中編では、担任教師を調教して、女王様を気分を満喫するんです。そして、後編では……。
ひぢりれい先生の描く性器は、リアル指向なんですよ。リアル指向っていうのは本物より本物ぽく描いているという意味です。例えば、彼の描くちんこは必ず血管が浮き出ているんです。でも、キャラクターの顔は描き込みはすごいんですけど、二次元の可愛さを失ってない。上の例でいえば、ハーマイオニーならハーマイオニーの可愛さがそのままあるんです。リアルなちんこと可愛らしいハーマイオニーが微妙にアンバランスで、そこがエロいんです。

可愛らしい少女の登場するエロマンガといえば、佐々原憂樹先生の『遠い日の欠片』です。こちらの作品は、大人の男が勝気な少女に振り回されるというのが仕様です。一冊目の単行本ということで、初期の作品から最近のものまで色々と混ざってます。最近のものになるにつれ、男が少女にメロメロになってきていて、ラブラブな感じです。
「コワガリ×ツヨガリ」はかなえちゃんがお兄ちゃんを挑発して、えっちしちゃう話です。これ、えっちのシーンもいいんですけど、そこに至るまでの女の子の描写がすごくいいんですよね。かなえちゃんはお兄ちゃんを挑発してえっちに持ち込む前、緊張してコワガって見せるんです。でも、いざお兄ちゃんを挑発する段になると、堂々とツヨガって見せるんです。このギャップが、ものすごく可愛いんですよね。
佐々原憂樹先生のキャラクターはみんな表情が豊かで、怖がったり強がったり、コロコロと変わります。ツンデレというのとはちょっと違って、ストレートに愛情を表現するんですけど、みんな、とても強気なんですよね。この強気な少女が、泣き顔や得意げな表情をすると、それが可愛くて可愛くて仕方ないわけなんです。

ロリが続いているので、ロリ系でオススメの作品を挙げると、EB110SS先生の『ハードロック』があります。EB110SS先生の作品は、バカな大人と純粋な幼女がラブラブにえっちする、というロリコンにとって天国のような仕様なんです。ただ、出てくるのは少女というよりも幼女という区分に入るくらいの設定なので、ロリコンに興味のない人にはつまらないかもしれないです。
「プチ妻さおりん」はロリコン男が幼女とオママゴトをしているうちに、結婚→引越し→子作りまで進んでしまうというストーリー。幼女の穴を広げるためにキュウリを入れるとか、お風呂場で明日の情事を期待して一人えっちとか、全体的にバカバカしい感じです。しかも、これが何故か痛々しくはないのですよ。
EB110SS先生のポリシーが和姦だそうなのですが、出てくるキャラクターがみんな幸せそうなんですよね。普通はエロマンガって淫靡で後ろめたい感じがあるんですが、ことEB110SS先生に関しては、ただひたすらにラブラブでおバカに進むんです。『タイムボカン』を見ているような、妙な安心感があるんですよね。

さて、究極のロリマンガといえば、裏次郎先生の『ひよこのたまご』です。これはエロマンガにしては珍しく、長編ものなんですよね。このマンガは職なしニートの兄ちゃんが妹に手を出して、実家を追い出されます。この妹が訛りと気の強い幼女で、兄ちゃんを実家に連れ戻すために子作りしましょ、となるんです。
この発想の飛躍がすごいですよね。正々堂々と実家に帰るために、兄と妹で子供を作りましょう、ですよ。常人には、時間が一周しても出てこない発想です。しかも、そういう異常な事柄をさも天然自然のように描いてしまい、ラブラブなカップルに見せてしまうところが裏次郎先生のすごいところです。
しかも、この幼女がとてつもなく可愛い。上に書いたように、この娘はメチャクチャに訛りが強いんですよ。一人称がおらですよ。今時、どこの孫悟空だって話です。それに、この娘はやたらと積極的で、寝ても覚めても子作りしか考えない。膣内以外に出すと怒り出すんですから、ここまで来ると狂気ですよね。だが、それがいいわけなんですが。

訛りで思い出したのですが、言語萌えのエロマンガというのもあるんですよね。例えば、スミヤ先生『ロマレダ』の「ケアステ」がそうです。これはデンマークから日本に越してきた少女と男子高校生のお話です。
まず、主人公が友人たちに背中を押されて、少女の前に転がるように出てくるわけです。最初は「好きです」と日本語で。それを聞いた少女が「それって、デンマーク語のあれの意味だよね」と焦る。そこですかさず、主人公が「ヤイ・エルスカ・ダイ」とかデンマーク語で言っちゃうわけです。
この言語は違っても、想いを伝える、みたいな感じがすごく良いんですよね。なんでしょうね。僕なんか、日本人と日本語で喋っても会話が成り立たないわけで、それに比べて「ケアステ」の世界は素晴らしいくらい青春なんですよ。初々しくて、必死で、愛らしい。思春期の戸惑いみたいなものがはっきりと描かれていて、仮にエロなかったとしても十分に成立しちゃうくらい面白いんですよ。

ロリコン→ロリコン→ロリコン→ロリコン→幼女と無言ロリコンコンボが続いているので、お次はロリコンぽい少女の話。猫玄先生の『ツンデレさん』です。この、ツンデレさん、外見はどう考えても小学生にしか見えないんですが、実はれっきとして女子高生。ちっちゃい女の子はいいよね、という完全なる俺仕様なわけです。
主人公はツンデレさんに付きまとわれる男子高校生。彼が女の子に告白した日には、ツンデレさんのドロップキックが炸裂するわけです。ツンデレさんはどこまでもクールで、好きだ好きだと言うわりには全くもって甘えてきたりもしないのです。そんなところから、主人公は彼女をツンデレさんと呼ぶわけなんですが、実は彼女は属性的には素直クールだったというオチがきます。
素直クールって、そもそも、メチャクチャ強力な属性だと思うんですよね。だって、真顔で好きとか言われてみたいじゃないですか。恥じらいっていうのはそれだけでエロいものなんですけど、真顔で恥じらう乙女なんて最高なわけじゃないですか。そういう男の夢が『ツンデレさん』にはあるんですよね。

この恥じらいが最も発揮されるのが、調教系の作品です。そして、調教といったら月吉ヒロキ先生の『夏蟲』です。この単行本の前半に収録されている「夏虫」のシリーズが素晴らしい。電車内での調教ものなんだけど、ここで調教される少女が素晴らしく可愛いのです。
この娘は決して抵抗しないわけじゃないのです。胸を触られたら「いや」というし、ケツを揉まれて「やめてください」ともいう。ただし、それが周囲の人間にはおろか、触っている相手にもほとんど聞こえないくらいの声量なのです。無抵抗ではないのだけど、抵抗もできていないという無力感。この無力感から来る、恥と絶望の表情がムチャクチャエロいのですよ。
しかも、電車内で毎日毎日いじられていくうちに、女の子がじょじょに調教を待ち望むようになってしまう。この過程がしっかりと描いてあるのです。調教ものの最大の見せ場は、この堕ちていく瞬間なんですよね。これを逃すことなく描いてくれる月吉ヒロキ先生は天才としか言いようがないです。

最後に、個人的にエロマンガの中で最高の作家だと思っている、らする先生の『Stripe Cats』を紹介します。らする先生の描く少女の可愛さは異常です。無駄に雄弁な俺でさえ、何が良いのか言語化できない。それくらいに素晴らしいのです。俺はらする先生の作品なら、あらゆるものを全肯定する自信があります。
らする先生の作品は、女の子が積極的で勝気です。なんていうか、ヒロインがすごく強いんですよね。この強さというのは強気という意味では必ずしもなくて、精神的に芯が一本通っている。そういう感じの強さなんです。
しかも、女の子たちは強いだけじゃなくて、やっぱり乙女なんです。男の妄想と言われてしまえばそれまでなんですけど、ちょっとした瞬間に甘えてくる女の子ってやっぱり可愛いんですよね。いや、もう、無理です。何をどう書いたららする先生の素晴らしさが伝わるのか全く分かりません。
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