「これで私はマンガを選びます。」そんな判断基準はどこですかね? - たまごまごごはん かーずSPから。
マンガを選ぶ基準って、難しいですよね。基本的には、僕は作家さんの名前を見て、買っています。「あ、島本和彦だ」とか「相川有の新刊出たんだ」なんて感じですね。でも、新人作家や知らない作家なんて五万とあるわけです。そういったマンガを選ぶ基準は、表紙になりますね。

例えば、僕が志村貴子さんの作品を買ったのは、『ぼくは、おんなのこ』が初めてでした。ちょっと小さいので見えにくいと思いますが、白い背景の中央に一人の子供が立っています。少年とも少女ともつかない子供は、右手をこっちに振っているのです。
これを店頭で見た時、「ああ、買おう」と思いました。僕のノウミソのどこが反応したのか分からないんですが、「この作家さんは絶対に面白い」と思ったんです。きっと日常を淡々と描くタイプだけど、そこに不思議さや奇妙さもある。それがなんとなく、表紙で分かったんですね。

こうして紹介するのも三度目くらいになりますが、スミヤ先生の『ロマレダ』も素敵な表紙に惹かれて買いました。刺繍と思われる赤く、緻密な背景。腹から下にまといつく服とさらけ出された上半身。エロいというよりも美しいと思える、素晴らしい表紙です。
『ロマレダ』の場合、中身には期待していませんでした。「こんなにも綺麗な表紙を手に入れられるだけで十分満足だ」と、そこまで思っていました。家に帰って、読んでみたら、表紙に負けず劣らずの中身だったので、「俺の目に狂いなし」と悦に入ったのですが。

ここ最近ですと、講談社から出ている『がっくんチョ』です。四コママンガのレーベルから出ていたら、こんなに注目しなかったと思います。講談社の、KCデラックスから出ているマンガなのに、この奇抜な表紙。注目度バツグンでしたね。
それに、『がっくんチョ』の場合は、「なんなら抱きしめてもええけど」という帯の文句も強烈でした。「この奇妙な表紙に、自信満々の帯の台詞はナニ?」と。思わず、レジまで持っていってしまいました。
というわけで、僕の場合、見知らぬ作品を買うポイントは表紙のみですね。表紙を見れば、ハズレを引くことはないです。ただ、僕自身の目だけで判断しているので、その分だけチャレンジ精神は失われちゃいますね。そこのバランスが難しいところです。
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