なんでこれ人気ないのと思う漫画:アルファルファモザイク カトゆー家断絶から。
有名なマンガは面白いです。『「みんなの意見」は案外正しい』という本があるんですけど、その通り。好きや嫌いというのはもちろんあるんですけど、メジャーになってる作品は基本的にハズレがありません。なんだかんだいって、面白いものです。
でも、じゃあ、無名なマンガはつまらないのか。知られてないマンガは読む価値がないかっていったら、そんなことはありません。ほとんど知られていない作品や雑誌やネットに出てこない作品でも、面白いマンガはいっぱいあります。
今日は、僕が考える、「知られてないけど読まなきゃ損だ!」、というマンガのベスト3を紹介します。
■ペンギンちん入、ほんわかコメディ、『ぼ・ん・ど』
 ぼ・ん・ど : あずまよしお
まず、一冊目は講談社の月刊マガジンで連載中の『ぼ・ん・ど』です。子供っぽいお父さんに若々しいお母さん、ちょっと元気な娘さんの三人家族。みんなの仲が良く、平凡だけど幸せな一家の元に、ある日、ペンギンがちん入します。
経緯は、こう。ある晩、お酒を飲みすぎて、ふらふらなお父さん。ある露店でペンギンの剥製を買っちゃいます。家族のお土産として連れられてきたペンギンの剥製は、なんと南極直輸入。元気で可愛い、生きたペンギンだったわけです。
なんてことのない日常を、一匹のペンギンが塗り替えます。町の様々なところで、ペンギンのてんちゃんが大暴れ。大笑いというより、読んでる人の気持ちを和ませるコメディ作品になってます。ちょっと『よつばと』に似ているかもしれません。
■猫と人間のタッグマッチ、『学園創世猫天』
 学園創世猫天 : 岩原裕二
二冊目は、こちら。秋田書店のチャンピオンREDで連載中の『学園創世猫天』です。一人一匹だけ猫を飼うことが許された学園。そこに入学してきた女子高生ユミと飼い猫カンスケが『猫天』の主人公です。そう、タイトルにある通り、猫がテーマの一つになってます。
学園には太古の怪物が封印されています。彼らは学園に施された封印を破壊し、世界中の人間を根絶やしにしようと企んでいます。彼らの野望を阻止せんと立ち向かうのが、選ばれた人間と猫のペアです。人間と猫の強い絆が、怪物を倒す力となるのです。
猫好きにはたまらない設定な上、バトルアクションものとしても非常によくできています。例えば、カンスケは人間型に変身できる上、ユミとの連携で腕にはめた手袋が自在に変形できます。武蔵丸という猫は巨体を生かした、強い力を発揮できます。それぞれの猫が長所と短所を持っていて、飼い主や他の猫と協力し合って敵を倒すんです。全員に見せ場、活躍があるのが良いです。
■ベタな設定にこめられた、最高の技術の結集『WIZARDS NATION』
 WIZARDS NATION : 相川有
最後は、相川有『WIZARDS NATION』。こちらは幻冬社のBIRZに連載中の作品ですね。特殊な「力の塊」が封印された町があります。それは自然の力の結晶であり、人間の体に入り込むと、超能力とでも呼べるような力を発揮させます。
力の結晶を再び集めて、封印しようと考える組織。力を手に入れ、世界を我が物にしようと考える男。そして、力の解放によって消え去った少女を探し、助け出すために町へと入る少年。それぞれがそれぞれの思惑で、町に集まり、戦う。そんなマンガです。
ベタといえば、ベタ。中二病と断じることもできてしまう。そんな設定のマンガではあります。でも、面白いんです。というか、マンガって中二病的なものですし、妄想パワーが強ければ強いほど面白い。綺麗で上手い絵と繊細な演出と構成でもって、中二病なファンタジーを最初から最後まで描ききってくれるはずです。
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