『狼と香辛料』のコミック買いました。原作も読んでるし、アニメ版も見てますが、コミックのホロの可愛さはダントツですね。
 狼と香辛料:小梅けいと
原作のホロって、かなり大人じゃないですか。ロレンスを手玉に取って、絶対に弱みを見せない。とてもプライドの高い女性なんです。だからこそ、たまに見せる弱気な部分や言外の信頼に気がついた時、すごく嬉しくなる。そういうキャラです。
コミックのホロは、かなり違います。とても愛らしくて、小さい女の子です。少なくとも、主人公のロレンスよりも若い、少女に見えます。普段の立ち振る舞いも子供染みていて、すぐに膨れたり、甘えたりしてきます。ところが、会話の端々や商談になると、年季のいった商人を軽く言い負かしてみせるのです。
 狼と香辛料:小梅けいと
では、原作の売りである経済描写はどうか。これも、とても分かりやすく描かれています。例えば、上はロレンスが新米の騎士を相手にするシーンです。原作だったら、食べ物を差し出すメリットが数行に渡って書かれるはずです。ところが、コミックではロレンスの手の動きや表情だけで、その意図を描いてしまいます。絵を見るだけで、「ああ、お菓子をあげることで、懐柔しているんだ」と分かるのです。
 狼と香辛料:小梅けいと
年季のいった商人と渡り合うシーンも、なかなか見ごたえがあります。商人に毛皮を渡してみせているシーンなのですが、彼がホロの口車に乗せられていく様子が分かりやすく描かれています。こういった表現は料理マンガではよくあるんですが、経済マンガでは初めてかもしれません。
原作を読んだことのない人はもちろんなんですが、それ以上に原作ファンにオススメですね。上にも書きましたが、ホロというキャラの解釈が全然違ってます。原作の大人なホロもいいですが、コミック版の茶目っ気の強いホロもかなりいいです。一粒で二度美味しいみたいな感じなので、実はかなりお得です。小梅けいと先生が本領を発揮した、セクシーなホロも見られますしね。
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