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■2008/06/16(月) ネタバレ上等、『とある科学の超電磁砲』と『とある魔術の禁書目録』の伏線 このエントリーを含むはてなブックマーク

とある科学の超電磁砲 1―とある魔術の禁書目録外伝 (1) (電撃コミックス)
とある科学の超電磁砲:冬川基×鎌池和馬


 『とある科学の超電磁砲』は単体でも十分面白い作品です。でも、原作小説を読んでると、ニヤリとさせられる場面が多いんですよね。しかも、ニヤリと笑えるだけでなく、原作小説の伏線になるような補完となる設定も多いんですよ。

 例えば、超能力者のパワーを引き上げる「幻想御手<レベルアッパー>」の設定です。超能力のパワーを引き上げるためには、脳を操作するしか方法がありません。ところが、短期間での操作となると、味覚や触覚などの五感全てを操作し、脳に直接刺激を与える「学習装置<テスタメント>」でしか行えません。

とある魔術の禁書目録(インデックス)〈5〉 (電撃文庫)
とある魔術の禁書目録:鎌池和馬


 と、さりげなく登場する「学習装置<テスタメント>」。これは『とある魔術の禁書目録』の第5巻に登場するアイテムなんですね。しかも、学園で最強の人物だった「一方通行<アクセラレータ>」がウルトラマン並みの時間しか動かせなくなる、キッカケのアイテムです。アクセラレータは『禁書目録』でも1,2を争う人気キャラですから、原作ファンは思わずニヤリとする寸法です。

 2巻の終盤では、レベルアッパーは超能力のレベルを引き上げるシステムではなかったことが判明します。それは使用者の脳波を一定のパターンにムリヤリ固定し、それを繋げることで演算能力を高めるシステムだったのです。

とある魔術の禁書目録(インデックス)〈3〉 (電撃文庫)
とある魔術の禁書目録:鎌池和馬


 この「同じパターンの脳波を繋げる」という点、原作ファンは、またもやニヤリとするわけです。これは『禁書目録』の第3巻に登場する御坂美琴のクローン・ミサカが作り出す、ミサカネットワークを連想させるからです。『超電磁砲』は原作の1巻と同じ時間軸らしいので、これは原作3巻の伏線ということになるのです。

 知らなくても楽しめて、知っているとなお楽しめる。いやー、スピンオフ作品の鑑ですね。
20:27 | トラックバック(0) | コメント(0) | マンガ | Page Top


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