月末がやってまいりました。帯紹介の時期でございます。今月は画像を使った帯が多かったので、二本立て。今日は画像付きの面白い帯を、明日はキャッチコピーの面白い帯を紹介することにします。

まず一冊目は黒田硫黄の『大金星』です。SFチックな作品の多い短編集になっております。上のおっさんは医者です。とある星で患者のために粉骨砕身。といっても、彼は自転車で走っていって、赤チンを塗るだけ。宙に浮くアシカっぽい異星人には赤チンだって、ものすごく効くわけなんです。

二冊目は『ルイズ写真集』です。風邪を引いた人が風邪薬を飲み、頭痛の人が頭痛薬を飲むのと同じで、重度の釘宮病患者の僕が『ルイズ写真集』を買うことは当然なのです。帯には下半身しか写ってないわけですが、何の問題もない。ピンクの髪が見えただけで、十分満足できてしまうのです。

『しょーぱん』です。LO作家は専門がくっきりはっきり分かれてます。mizu先生はアナル専門作家ですし、おおたたけし先生は尿道に異常なこだわりを持っています。そして、朝木貴行先生の専門はローレグです。あるのかないのか分からないくらいの、ギリギリのパンツが朝木先生のお好みです。

近藤聡乃先生の『いつものはなし』。この単行本だけは解説に困ります。いつもいつも眠気に悩まされる主人公。通っている女子高でも、授業内外を問わずに眠りこけています。いつしか彼女は現実と奇妙な夢の世界を行き来するようになります。ちょっとホラーな感じですね。

最後は雨がっぱ少女群先生の『あったかく、して。』。見ての通り、人の肉と骨を描くのがとても上手い作家さんです。例えば、東山翔先生はぷにっとした柔らかな肌を紙面に表現しますが、雨がっぱ少女群先生は肉と骨による実体感を描くのがとても上手いのです。
以上を見てると、画像付きの帯は非常に手間のかかっていることが分かります。まず、多彩な色を使わなければいけないので、普通の帯に比べてお金がかかります。二色で作ってる場合、今度は非常に凝ったデザインになってる必要があります。どっちにしろ、ものすごい労力がかかってるんですね。ただ、やっぱり画像付きだと、店頭で目を引く力は断然違ってきますよね。僕のような帯マニアにとっては垂涎のアイテムです。
|