
『チョコレート・アンダーグラウンド』のコミックが店頭にあったので、思わず買っちゃいました。国中の子供と親の健康を守るために、チョコやアメやお菓子全部が禁止にされてしまったイギリスが舞台です。食べたいものを食べる、国から自由を取り戻すために、主人公が奮闘するストーリーです。
これは同名の『チョコレート・アンダーグラウンド』という小説を原作に描かれています。作者はイギリスの児童文学の作家であるアレックス・シアラー。本職はドラマの脚本家で、読者をワクワクさせるのがとても上手い作家さんです。

最近読んだ中では『屍鬼』のコミカライズも、すごく良かったです。日本のド田舎が舞台です。何の変哲もない村に、突然ヨーロッパの王侯貴族みたいな一家が引っ越してきます。それと時を同じくして、村人が次々に倒れ、亡くなっていきます。
迫り来る恐怖感がすごく上手いんです。作画の藤崎竜は『封神演技』をやってたことで有名です。あれもエグいストーリーをさらっと流す。ギャグ調と重々しい雰囲気が同居する作家さんでしたが、その作風が『屍鬼』でも生かされています。
原作もののマンガって鉄板のように思われることあるんですが、案外そうでもない。むしろ、面白い原作ものマンガを探す方が難しいんですよね。話が良くても、作画が良くても、合わないってこともありますし。それを考えると、『チョコレート・アンダーグラウンド』も『屍鬼』も、ベストな組み合わせで、すっごく面白く仕上がってますよ。
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